DXの定義：企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。

今後あらゆる要素がデジタル化されていきます、競合するビジネスモデルにより既存ビジネスが破壊される事例も出ています。今までのビジネスモデルを抜本的に変革することにより新たな成長を実現させる企業が現れてきています。

急速に進む時代変化の中で重要なことは下記の通り。

• IT システムとビジネスを一体的に捉え、新たな価値創造に向けた 戦略を描いていくこと
• デジタルの力を、効率化・省力化を目指したITによる既存ビジネ スの改善にとどまらず、新たな収益につながる既存ビジネスの付 加価値向上や新規デジタルビジネスの創出に振り向けるこ
• ビジネスの持続性確保のため、IT システムについて技術的負債と なることを防ぎ、計画的なパフォーマンス向上を図っていくこと
• 必要な変革を行うため、IT 部門、DX 部門、事業部門、経営企画 部門など組織横断的に取り組むこと

DXの推進です。

日本はこのDXの取り組みが遅れています。ビジネスモデルの変革を伴うことから、変革の入り口で足踏みする企業が多いことが問題となっています。

そこで最も重要なポイントとなるのが、ビジョンの策定です。組織のトップが経営ビジョン及びビジネスモデルの方向性を示すことが重要です。