物価上昇で家計圧迫~改めて感じる地元の魅力~

このような危機だから見えてくる、地元の魅力を取材

野菜価格高騰の救世主野菜直売所

円安、原油価格高騰が原因となり野菜作りに関係する輸送費や肥料、燃料など様々な費用が上がり野菜の値段を高騰させています。しかし、高いからといって野菜を食べずに栄養バランスを崩すわけにはいきません。このような価格高騰時代の中で、お得に野菜を買うことができたらいかがでしょうか。地元を活用すれば上手にお買い物ができるのではないか?ということで、今回は、地元野菜を購入できる直売所を取材してみました。

TikTokでも話題となっている神奈川県茅ヶ崎市の野菜。野菜価格高騰の今。特に感心が高まっています。

@sazansea 野菜価格高騰で家計逼迫。そんな時こそ生産者直売所に注目!スーパーより安く、新鮮直売所で買わない理由がない。 #野菜 #湘南 #茅ヶ崎#生活の知恵 #お得 ♬ 05410-(ん) - RADWIMPS

茅ヶ崎スーパーマーケット事情

茅ヶ崎市にスーパーマーケットって何軒あるの?と疑問に思いました。一部スーパーには、地元生産者の商品を陳列する棚があり地元野菜を購入することが可能です。Google mapを使い調べてみたところ、茅ヶ崎市内のスーパーマーケットは、26軒あるということがわかりました。

今回は、直売所で野菜を購入することが、輸送コストがかからないため一番お得ではないかという仮説を検証しています。次回以降、スーパーマーケットの特売と直売所の比較を行い、茅ヶ崎市で一番野菜を安く購入する方法を導き出していきたいと思います。

マルエツ 茅ヶ崎店 マックスバリュエクスプレス茅ヶ崎若松店 FUJI 松が丘店 イヌヰ熊沢商店 マルエツ 香川駅前店
業務スーパー 茅ヶ崎店 業務スーパー 寒川店 エスパティオ小和田店 やまか松林店 丸一ストアー
浜須賀店 マックスバリュエクスプレス茅ヶ崎 イオン茅ヶ崎中央店 イオンスタイル湘南茅ヶ崎 成城石井 ラスカ茅ヶ崎店
たまや 浜見平店 たまや 浜竹店 たまや 茅ヶ崎駅南店 たまや 幸町店 イトーヨーカドー 茅ケ崎店
ロピア茅ヶ崎店 ユーコープ 萩園店 ユーコープ ミアクチーナ茅ヶ崎高田店 ユーコープ 旭ヶ丘店 FUJI 鶴嶺店
やまか鶴が台店
茅ヶ崎市内のスーパー26軒 ※Google map調べ

本当に安い?地産地消・地元野菜を買うメリットとは

コロナ禍では外出自粛により、感染リスクを回避して食材が手に入れば良いという考えが強く、産地や価格よりも感染対策が優先されていました。コロナウイルス感染症の行動制限が緩和された現在では、ネットスーパーの利用も以前より落ち着いています。しかし、新たにウクライナ・ロシアの問題が起き、円安、原油価格高騰が野菜の価格を高騰させるという問題が発生しています。安く良いものが購入するには、原因となっている円安や燃料費の影響が少ない商品を選択すると良いのでは。ということで、地元野菜の直売所に注目してみたのが今回の記事です。

  1. 疑問 茅ヶ崎の地元野菜が買える場所は?
  2. 疑問 地元で取れた野菜は何故安い?
  3. 疑問 地元の野菜は鮮度が良いから日持ちする?

茅ヶ崎の野菜直売所

茅ヶ崎の地元野菜が買える場所

今回は、茅ヶ崎駅近辺より湘南では所有率が高いと思われる自転車で移動できる範囲で調べて行ってみました。

・清水農園直売所
・野菜直売所
・青木さんの直売所

今回自転車で巡ってみたのは上記3軒の直売所です。どちらも駐車場はコインパーキングがある所もありましたが、車だと駐車場所に困るかもしれません。

地元野菜は何故安い?

生産者さんの優しさとコスト面

野菜直売所の野菜の販売価格は50〜150円の商品がほとんどでした。150円という値段も野菜価格が高騰する前と比べると野菜によっては高く感じる値段ですが、直売所で150円の商品はスーパーで見る野菜の束の倍位の量が買えるイメージです。

3軒全てに伺い、やはり直売所の野菜は普段行くスーパーよりもお得感があります。

芸能人も通う野菜直売所

陳列されていた野菜も豊富です。生産者の野菜作りコストは間違いなく上がっているかと思います。農耕機や車を動かすだけで燃料はかかります、しかし、卸業者を通さなかったり、輸送コストが少ない分、直売所では安く提供して下さっているのがリアルな状況です。
規格外として出荷できない野菜も直売所なか販売できるという点もあるかと思います。色々な状況が合わさって地元野菜が安く買える理由は、生産者さんの優しさと地元のメリットという点であるといえます。

地元の野菜は鮮度が良く日持ちする? →野菜のシャキ感が違う

野菜の流通については無知ではありますが、地元の直売所で購入する野菜は鮮度が良いです。その理由は、2つあります。

  • 野菜のシャキ感
  • 手元に届くまでの時間

野菜のシャキ感

こちらについては、体験談となってしまいます。例えば、葉物野菜、ほうれん草や小松菜、サニーレタス、白菜などは、葉っぱがふにゃっとしていない。これは触って明らかに違いがわかりました。冷蔵庫の野菜室に野菜を入れ続けると茶色く変色したりしてきます。だいたいスーパーで買うと1週間くらいで茶色くなるイメージがありますが、直売所で購入した野菜は、明らかに変色するまでの時間が長いです。

手元に届くまでの時間

こちらは憶測の話になってしまいますが、恐らくそう大きく違いはないだろうとも思っていることです。野菜が収穫され店頭に並ぶまでの時間ですが、生産者が収穫した野菜をビニール詰めなどして農協などに入り、市場と通してスーパーなどに並ぶ。に対して直売所は、収穫した野菜をビニール詰めなどして直売所に並ぶ。明らかに収穫から購入できるまでの時間は直売所だと思います。

清水農園直売所

Shimizunouencyokubaijou

神奈川県茅ヶ崎市中島236

営業時間

8:30〜18:00 (不定休)

芸能人も来店している野菜直売清水農園さん

野菜直売所

Yasaicyokubaijou

神奈川県茅ヶ崎市松尾8−13

営業時間

不明(不定休)※表記なし
自動販売機あり

野菜直売所を上手に活用して会計をやりくり

青木さんの直売所

Aokisannocyokubaijou

神奈川県茅ヶ崎市松尾4

営業時間

不明(不定休)※表記なし

茅ヶ崎の野菜直売所

直売所の利用方法

野菜直売所の利用方法はとても簡単です。野菜の値段が書いてありますので、その値段をお金をいれるBOXにいれるだけです。基本的には無人なので、自分で金額を計算して入れます、ですので信頼関係のもと成り立っているのが野菜直売所です。生産者さんが長い時間をかけて作った野菜を安く、新鮮な状態で購入できますので、購入する側もメリットの多きい直売所です。いつまでもこのような直売所があり続けてもらえるいように、恩恵を受ける事ができることに感謝して利用したいと思います。

直売所でデジタル化を進めるメリット

今回、直売所の取材をして感じたこと。最後まで読んでいただいた方も同じことを感じられたかもしれません。それは、農業や直売所のデジタル化の遅れです。地域の直売所を検索しても情報が出てこない、出てきても情報整理がされていない、営業時間や利用方法、名称など不明なことが多くありました。

消費者にとってメリットのある直売所情報、さらに、生産者にとっても、デジタルを活用して情報発信することは、集客力をつけ売上UPに繋げることが可能です。デジタル活用、特に野菜価格高騰の今こそファンを付け継続的な販売経路を確立するチャンスともいえます。

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そのような海仕事を行う時に重要となるのが、スマホの電波状況。
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